今年度、数量限定で承りました原木舞茸。
収穫真っただ中の丹波山倶楽部さんにお邪魔しました(^^)/
例年は9月15日頃から舞茸の発生が始まりますが、
今年は梅雨明けが早く、例年より舞茸の発生が早かったとのこと。
9/8が今年度初収穫。
いつもは収穫が始まるとわーっと忙しくなって、大きい山を描く形で3週間のシーズンが終わるそうですが、今年は小さい山(ピーク)が何度も訪れる感じ。
出荷はここ1週間がピークだそう。
伺った日の朝収穫したもの↓
前回のブログでも丹波山倶楽部さんについてご紹介していますが、ここで少しおさらい。
11~12月に原木の伐採を行いますが、丹波山倶楽部は村有林の木を伐採して使用しています。
他にも、丹波山村の木は薪の販売やワイン樽用にも使用されているのだとか。
畑は耕作放棄地だった場所を含む村内7箇所で原木舞茸の栽培を行っています。
肥料や農薬は一切使わず、育てる。
耕作放棄地のため残留農薬など余計な成分が含まれていない土地が原木舞茸にとって良いのかもしれない、と代表の青柳さんがおっしゃっていました。
夏の時期に草取りをして木の葉を足す。それ以降は、いじらないでひたすら発生を待つのです。
実際に原木舞茸が発生している畑を見せていただきました!
畑の外観
青枠で囲っている、1つの区画におおよそ300のほだ木が埋まっているそう。
ちらほらと、舞茸さんがひょっこり顔を出しています。
落ち葉を搔き分けてみると、、、
ありました!まいたけの芽、原基(げんき)!
原基が出ておおよそ5日で子実体(しじつたい)、いわゆる”きのこ”と言われる段階まで成長します↓
白丸の中に子実体がひょっこりと。
舞茸の赤ちゃん、可愛いですねぇ。
木の葉と原木舞茸が同系色なので、よく見ると舞茸の赤ちゃんが顔を出していて、見つけると幸せな気分になりました♪
どのように舞茸が出てくるのかとても気になっていたので、圃場の見学をさせていただき、大満足。
今度は収穫もしてみたい、、
畑によっても発生するタイミングが異なるので発生が早く既に収穫を終えた圃場もあり、とても興味深いですよね。
日当たりの加減なのかどうなのか、、
そういった発生時期と梅雨の関係、気温の関係なども丹波山倶楽部さんは情報として蓄積し、傾向を掴み始めています!すごい。
シーズン真っただ中でお忙しい中、圃場見学をさせていただいた丹波山倶楽部さんにお礼をして、原木舞茸と共に畑を後にしました。
帰宅後、早速調理したいところでしたが、力尽きて翌日の調理、、、笑
むすぶ青果スタッフのおうちごはん特集です~!
まずは、丹波山倶楽部酒井さんおすすめのすき焼き!!
続いて、きんぴら
~むすぶ青果が取り扱っている庄内のごぼうと丹波山倶楽部さんの原木舞茸のコラボです!
そして、舞茸と豆腐のあんかけうどん
そしてそして、やっぱり欠かせない炊き込みごはん!
どのアレンジも、普通の舞茸とは比にならない原木舞茸の食感と風味がたまりません!!!
クセになりますねぇ。食べ応えがあり、お腹パンパン( *´艸`)
訪問後は毎日、舞茸のアレンジ料理をして贅沢な食卓でした♪
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ここまで、原木舞茸の圃場レポートとレシピのご紹介をしてきました。
日本において果物は嗜好品という位置づけで扱われることが多く、一方で野菜は日常的に食べるものとして認知されていますよね。
日常的な栄養補給は皆さんが毎日のように食べている野菜から身体に取り入れられているのではないでしょうか。
むすぶ青果としては圧倒的に果物の取り扱いが多く、今回の原木舞茸は希少な野菜商材で特に思い入れが強かったです。
日常的に食べられる野菜だからこその価値も存分にあると感じています。
野菜の中でも私たちがまだ出会っていない貴重なものたちが眠っていて、野菜も人間を感動させる可能性を秘めていると確信しています。
果物だけでなく青果の価値を伝播する集団として、皆さんに、積極的にご紹介していきたいと思っています。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします!
原木舞茸は来年も取り扱い予定ですので、お楽しみに!