朝晩の気温が冷え込み、秋らしい気候となりました。
むすぶ青果では、りんごや栗など秋を堪能できる旬をお届けしていますが、
今回は、おうち時間を楽しむべく、
庄内の旬野菜にとっておきのお肉をプラスした、一押しのセット商品のご紹介です(^^)/
なぜむすぶ青果がお肉を取り扱うの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません、、
私たちも初めは悩みました。
青果の価値を伝播するというスローガンを掲げているので、お肉を盛り込むのはどうなのだろうか、と。
しかし、野菜だけでなくお肉と一緒にお届けすることで庄内のお野菜をより美味しく召し上がっていただけること、
また、効率的に栄養を補給できるのでみなさんの身体にとっても良いこと尽くしであること、
そしてそして1番の理由は、、
お肉と言っても、ただのお肉ではなく野菜と深いつながりがあることが取り扱いの決め手となりました!
え?深いつながり?飼料のことかな、、何のお肉だろうか。
今回お届けするお肉の正体は羊!
いやいや野菜と羊の結びつき…?ますます分からない。
順を追ってご説明していきますので一緒にその疑問、解決しましょう!!
今回の試食は、9月末に行ったため、野菜のラインナップはこちらでした↓
・三川町産 原木椎茸_100g(5~6ヶ)
・遊佐町産 パプリカ_2ヶ入(Sサイズ赤・黄各1ヶ)
・遊佐町産 ごぼう_230g(2~3本)
・真室川町産 里芋_500g(3~5ヶ)
※9月は庄内地区の里芋の出荷はなくお隣の最上地区のものを送っていただきました。
・酒田市、鶴岡市産 ミニトマト140g
上記の野菜に200gまたは400gの羊肉がプラスされてこのような形で届きます↓
まずは庄内のお野菜についてご説明します。
「庄内」は農業が盛んな地域のためご存知の方は多いのではないでしょうか。
庄内野菜が美味しい理由は、この3つ!
①山からの伏流水、②雪解け水、③寒暖差
庄内平野は日本海に面する広大な平野の周りをぐるりと山が囲む、日本三大平野の一つにあたります。庄内は豪雪地帯で雪がたくさん降り、その雪解け水が田畑を潤します。
海抜0mから標高2,236mまでの高低差と多様な地形環境による激しい寒暖差が農産物を美味しくさせるのです。
次に、簡単に日本の羊肉の情報をお伝えします。
羊肉は、日本ではオーストラリアやニュージーランド産の輸入ものが多く出回っています。
国内生産量は、ごくわずか。近年ほぼ横ばいで推移しており、年間約140tの生産量です。
羊肉(ジンギスカン)と聞いて北海道を思い浮かべる方が多いと思いますが、その通り!
めん羊の約半数は北海道で飼われています。
日本では羊肉を生育期間によって、ラムとマトンの2種類に分類するのが一般的。
いわゆる仔羊をラムと呼び、それ以上に育った成獣の羊をマトンと呼びます。
今回お届けする羽黒緬羊(はぐろめんよう)は、月齢12~24ヶ月のフォゲット(ラムとマトンの中間)と呼ばれる羊肉で、特有のくせがなく柔らかい肉質が特徴です。
ここがポイント!
なんと、この羽黒緬羊は、玄米や麦、トウモロコシなどの穀物はもちろんのこと、庄内特産のだだちゃ豆(枝豆)のさやを食べて育ちます。
私たちが取り扱いを決めた理由!まさにこちらです!
羊さんたち、美味しそうにむしゃむしゃ食べていますね~
だだちゃ豆には、ストレス軽減効果があるGABAや肉質を向上させるタンパク質が豊富に含まれているそうです。
羊さんもストレスフリーでのびのびと育ち、 だだちゃ豆を食べた羊たちの肉質の向上につながったとのこと。
羊さんの話はここまでとさせていただき、みなさんお待ちかねの味のレポートへ
*まずは、主役の庄内のお野菜たち
原木舞茸、パプリカ、ミニトマトはお肉と一緒に焼いて食べました!
原木椎茸は庄内で通年栽培されており、焼くとしいたけ本来の味と香りが増し、噛むたびに甘さを感じられました。
パプリカは肉厚で彩り鮮やか。じっくり焼いて火を十分に通すと甘みが出てジューシーさが増します!
お肉に巻いたミニトマトは、はじけるトマトの汁がお肉と合っていくらでも食べられちゃうくらい美味しいです。
里芋はオーブン焼きで。
9月は庄内に里芋がなく、真室川町という庄内のお隣の最上地区で栽培された里芋を送っていただきました。
ぽくぽく!できたてをふーふーしながら食べるのがまた美味しい!
【オススメレシピ】里芋のオーブン焼きの作り方はこちら↓
①洗って泥を落とした里芋を乾かしておく(乾かしてから使用することで、泥臭さが無くなります)
②オーブンを200℃で予熱しておく
③予熱が完了したら鉄板にクッキングシートを敷き、里芋をのせて、約30分焼きます。
竹串がスッとさせるくらいやわらかくなっていたら完成です!
(焼くときには、油などは不要です。)
*次は、みなさんお待ちかねの羽黒緬羊!
むすぶ青果のスタッフには食べるのが好きな人、料理好きな人が集まっていますが、今回は料理上手のスタッフが自家製のつけダレを作りました(^^)/
【オススメレシピ】ジンギスカン用の3種の特製ダレの作り方はこちら↓
左から順に、ねぎ塩、ジンギスカンダレ、クミンとハーブの3種。
非常に簡単でお肉にも野菜にも合う味にしてみましたので、是非お好みに合わせてお試しくださいね!
それぞれ2~3人分位の出来上がり量となります。
*ねぎ塩 ねぎとごま油の香ばしい香りが食欲をそそります!
材料:長ネギ(みじん切り)・・・ 1本
しょうがのすりおろし・・・ 小さじ1
ごま油 ・・・大さじ3
鶏ガラスープ ・・・大さじ1(顆粒小さじ1/2と水)
塩 ・・・小さじ⅓
こしょう ・・・お好みで
作り方:全ての材料を混ぜるだけ
*自家製ジンギスカンダレ 羊肉以外にも!万能ダレです
材料:A
醤油 ・・・50ml
酒 ・・・大さじ1
みりん ・・・大さじ1
砂糖 ・・・大さじ1
B
長ネギ(みじん切り)・・・10㎝分
りんご(すりおろす)・・・1/6個分
にんにく(すりおろし)・・小さじ1
米酢 ・・・大さじ1
ごま油 ・・・大さじ1
一味唐辛子(七味でもOK)・・少々
こしょう ・・・少々
作り方:Aの材料を煮たてて、粗熱が取れたらBを加えて混ぜるだけ
*クミンとハーブ 羊肉とクミンの相性抜群!
材料:玉ねぎ(みじん切り)・・・1/4個
パセリ、パクチー ・・・全部でひとつかみ分(パセリ1枝、パクチー3枝)ほど
(全て刻む。ハーブはお好みで変えても大丈夫です)
にんにく(すりおろし)・・小さじ½
レモン汁 ・・・小さじ1
白ワイン ・・・小さじ1
醤油 ・・・小さじ1
塩 ・・・小さじ¼
こしょう ・・・少々
クミンシード ・・・大さじ1
作り方:乾煎りしたクミンシードを全ての材料と合わせるだけ
以上つけダレ3種のご紹介でした!
そして気になる、羽黒緬羊のお味は、、?
…羊特有のクセがない!!スタッフ全員が口をそろえて言った第一声。笑
クセが強くないので、お子様から大人まで、今までクセが苦手で久しく食べていなかった方にも美味しく召し上がっていただけると思います!
ラム好きの方にはクセがなく物足りなく感じてしまうかもしれませんが、
ご紹介したレシピを参考にタレを工夫して、新たなラムの楽しみ方を発見していただければ嬉しいです!
お好みのタレで食べるのはもちろんのこと、
羽黒緬羊も庄内の旬野菜も、まずは塩でシンプルに味わうのもおすすめです。
素材の旨味が感じられますよ。
余談ですが、、どのタレも野菜にも羽黒緬羊にもよく合って美味しいですが、私のお気に入りはクミンとハーブのつけダレです。
みなさんも色んな食べ方をして、お気に入りの味に出会えることを祈っております。
とっておきのレシピを考案した方は、レビューなどで私たちにも教えていただけるととても嬉しいです♪
コロナの感染者は減少傾向にありますが、
おうち時間で食を豊かに、楽しく、ちょっとした贅沢を味わいませんか。
羽黒緬羊にばかり目がいってしまっている方々、、
私もお肉好きなのでその気持ちはとってもわかりますが、、、
主役は庄内のお野菜ですよ!この機会にぜひお召し上がりください!
10月のお野菜ラインナップ予定はこちら↓
(入荷状況によっては変更になる場合がございます。)
・ごぼう_230g(2~3本)
・ミニトマト140g
・庄内砂丘なす 2本
・ジューシー小松菜 250g
・月山高原じゃがいも 450g
・月山高原にんじん 500g
・庄内砂丘ねぎ 300g
皆様のご注文お待ちしております(^^)/