みなさん、こんにちは。
突然ですが、ここはどこでしょう??
ヒントは太陽にきらめくオレンジ色の実と海!
そう、正解は柑橘王国の愛媛県です!!🍊
12月上旬、愛媛県西予市明浜の浜風農園さんに会いに行きました。
昨年末の元気みかんから、現在は大田ポンカンを取り扱わせていただいています。
明浜ってどんなところ!?
明浜は愛媛県の南部に位置します。
2004年合併により、明浜町は自治体としては西予市の一部となりました。
リアス式海岸の宇和海に面する明浜町高山地区はかつて「白い村」と呼ばれたのだとか…
江戸時代後期から石灰岩の採掘や加工が始まり、明治に入ると飛躍的に生産性が高まったため、東南アジア・朝鮮半島など海外にも輸出していたそうです。
明浜へは大洲市から車で向かったのですが、ぐるぐる山道と幅の狭い道が印象に残っていますね。
愛媛は海のイメージが強く、こんなに山なのか、と驚くほど。
行き交う車は、みなさん運転に慣れておられて、、スイスイ進んですごい。正直私は運転できる自信がないですね。。
明浜に到着!
とても素晴らしい景色が広がっています。
うっとりしてしまいますね〜(´∀`*)
段々畑に見られる石垣は、
むかーしむかし、先人たちが海から拾い上げて作ったもの。
重い石垣を持ち、この急斜面を登ったと思うと、先人たちの働きに頭が下がります。。
こんなに大変な思いをして美味しいみかんができる環境が作られたこと、先人たちが苦労した過去があって今私たちが食べられていることのありがたみを改めて考えさせられます。
明浜のみかんが美味しい理由とは?
先人たちが築き上げた石垣と3つの光がカギ!。
段々畑の急斜面で太陽がよく当たり、水捌けがよいのでみかんが余分な水分を吸収しないのです。
また、3つの光も美味しさに寄与しています!
1.みかんに降り注ぐたっぷりの太陽の光
2.段々畑の石垣からの照り返しの光
3.眼下に広がる海からの照り返しの光
マルチ栽培を導入することで、工夫して美味しいみかんを作る産地もありますが、
明浜はみかんの栽培に適した好立地と先人たちが築いた石垣で良いみかんができるのです。
まるでみかんの神様が認めた場所、尊いなぁ。
浜風農園さんに訪問した日は天気も良く、ぼかぽかで気持ちが良かったです。
四国は暖かい印象があったのですが、
どうやら雪も降るし、その雪が積もる時もあるらしい、、
印象やイメージと現実ってやっぱり違いますね…
実際に行ってみて話を聞いたり、自分の目で見たりしないと分からないことって多いのです。
浜風農園さんイチ押しのポンカン!
現在販売中の大田ポンカンも訪問した際にいただきました!
木になっているものを収穫して食べましたが、まだ12月上旬だったため、酸味が強め。
柑橘類の中には、収穫しはじめのシーズン前半は酸味が強く、後半に向け酸味が抜けて甘みを強く感じることがよくあります。
浜風農園さんのポンカンも収穫前に酸味がだいぶ強かったので、現在は酸味が抜けて糖度がぐっと上がっています!
みかんとは一味異なるポンカンの魅力をお楽しみいただけます!
浜風農園さんはみなさんそれぞれの圃場を持って栽培に励んでいます。
みなさんそれぞれカラーがありお話していてとても楽しい方々です。
若い生産者の方も後を継ぎ、明浜のみかんを未来へ繋ぎます。
お話する中で、みかんへの愛と明浜を愛する気持ちが伝わり、
むすぶ青果としてもこの縁を大切に、少しでも多くの方にお届けしたいと切に願っています。
ぜひ機会があれば、ブログを読んでくださっているみなさんにも間近で段々畑を見ていただきたいです。
間違いなく、この急斜面に驚きますΣ(・□・;)笑
今までこたつで何気なく食べていたみかんがどのようにできているかを知り、
より美味しさとみかんに込められた愛を感じられるかも…?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
浜風農園さんが特におすすめする大田ポンカン、みなさまのご注文お待ちしております♪