明けましておめでとうございます!
新年一発目の投稿は、、、
毎年11/20頃に出荷を解禁する新潟県産ルレクチェ。
果物で解禁日があるものはとても珍しく、さすがは西洋梨の貴婦人とも言われるほど。
むすぶ青果では昨年、ヤマヨ果樹園さんという歴史ある農家さんの生産者指定でご案内しました。
昨年は霜の影響で贈答規格が少なかったため家庭用のみのお取り扱い。
例年より早く受注を終了させていただきました。
なぜ今、旬が終わったルレクチェをご紹介するのか、と思った方もいらっしゃるのでは?
近日中にルレクチェジュースの販売をスタートするのです(*ノωノ)
食べ逃してしまった方、必見ですっ
まずは歴史をさらっと。
ヤマヨ果樹園さんを営む小柳家は加賀の国からの4人の開拓使の1人として、下越地方にあった旧白根市(現新潟市)に流入し、米作りをしたのがはじまり。
今から450年~500年程前には村上藩主に梨を献上したという記録があることから、それ以前から大郷(ヤマヨ果樹園さんがある地域)で梨の栽培が行われていたものと推測されています。
こんなに古くから栽培されていたとは、、二Σ(・□・;)
2005年に白根市は新潟市へ編入合併してしまいましたが、日本で最初にルレクチェが栽培された土地、貴重な歴史を持つ産地です。
なぜ旧白根市に洋梨が伝わったかと言いますと、、新潟港がカギとなっていました。
昔から、新潟港を通じて海外との交流があった新潟。
旧白根市に住んでいた方がフランスからロシアのウラジオストク経由で苗木を何種か手に入れ、その中で新潟の気候に合うルレクチェが残ったそうです。
奇跡と言っても過言ではない。
はるばる長旅を経てよく日本まで辿り着いてくれました、ルレクチェ殿!
現在ヤマヨ果樹園の代表を務めるのは、18代目小柳雅敏さん。
19代目の息子さんと家族一丸となって栽培に取り組まれています。
ルレクチェの特徴は、色の変化!
収穫してすぐは真っ青、そこから食べごろに向けて追熟するにつれてブライトイエローに色が変化していくのです。
ラフランスは収穫時と食べごろの時に見た目の差がほとんどないので食べごろを見誤ることもありますが、安心ですね!
追熟は40日ほど。
追熟は適温でただ保管しておけばよいわけではなく、
どうしても個体差が出てきてしまうので、追熟期間中も一つひとつ何度も見て触って追熟度合いを確認します。
ヤマヨさんで追熟を行ってから発送するため、届いたときには既にイエロー!
すぐにお召し上がりいただける状態でお届けしました。
産直の特権ですね。
私もいただきました
上品な甘さでしつこくない。
舌触りもとても滑らかでフォークが止まりません、、、( ´艸`)
ゆっくり味わって食べなきゃと分かっていてもパクパク食べてしまう、、
1人で抱えて食べてしまいました。笑
素材が良いので、何をしても美味しい。というのが本音ですが、やはりそのまま食べるのが1番かも!
洋梨=ラフランスというイメージが強いかもしれませんが、同じ洋梨でも全く食感や香りが違います。
ラフランスが大好きな方にも堪能していただきたいですし、洋梨が苦手だったあなたにも是非食べていただきたいです。洋梨の世界が変わるかもしれません。
今年の秋冬もお取り扱い予定ですので、首を長ーくしてお待ちいただけると嬉しいです!
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ここからは番外編!
むすぶ青果スタッフの”とある1日”。昨年の11月末に遡ります、、、
ヤマヨさんがルレクチェを卸している某有名高級フルーツ店へケーキを買いにレッツゴー!
開店前からお店の前で待機。準備満タンっ
取り扱い店舗といえども、最終日に行ったので…前日までに数量に達して終わっていたらどうしようとドキドキしながら待つ時間。
こういう時間ってじりじりして時が経つのが遅いんですよね。。
そして、お店オープン!!
カウンターには本日最終日の文言!
わぁぁあった!!!買えた!!!
なんだか今日はいい気分。良いことがありそう♪今日も仕事頑張ろうっと。
ルンルンでオフィスに戻り、すぐにでも食べたいところでしたが、、、
ちゃんと仕事をしてから。。ということで冷蔵庫にひとまず入れました。
そして、待ちに待った休憩!!
むすぶ青果スタッフ2人でいただきました。
まずはルレクチェのとろけるような舌触りと甘み。しつこくない甘さだから何個でも食べられちゃいます。
そして、ルレクチェが練り込まれたクリームも美味、上品なお味です。
チョコレートもルレクチェを引き立たせる。
チョコを使ったスイーツを食べている時に、チョコの存在感が強すぎるとフルーツの良さが消えちゃっているなと感じることもあるのですが、、もうこれは絶品。
幸せな時間を満喫しました(^^)/
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近日中に、ヤマヨ果樹園さんのジュースの販売を開始します。
あっという間に旬が終わってしまったルレクチェですが、、旬が終わっても堪能できる、贅沢な商品です。
巨峰ジュースとの詰め合わせ規格もご用意しておりますので、ぜひお試しください!
2022年も野菜や果物と皆さんの素敵な出会いを届けるべく、引き続き魅力的な商品をご紹介していきたいと思います!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします!