みなさま、こんにちは。
一段と寒くなり、あたたかい鍋が食べたくなる季節となりました。
私は今、こたつを出そうか迷っています。。ちょっと早いですかね?
こたつといえばみんな大好きみかん!ですが、スーパーでも国産みかんを見かけるようになりましたよね。
みなさんお待ちかねの日本の冬柑橘シーズンの到来です!
むすぶ青果でもライムやレモンなど、柑橘のご案内が増えてきていますが、その多くは「岩城島」(いわぎじま)という瀬戸内海に浮かぶ愛媛県の島からお届けしています。
岩城島をご存知の方、いらっしゃいますでしょうか?
瀬戸内海と聞くと”島”というイメージはあるものの、なかなか一つひとつの島の名前までは…という方も多いですよね。
島と一括りにいっても、
サンゴ礁が隆起してできた島、信号がない島、車ではなく自転車で移動する島、、、
それぞれ個性があり魅力的なのです。
実は私、学生時代に岩城島に行ったことがあり、(かれこれ3年前?になるのでしょうか。)
今回、皆さんにはぜひ岩城島の魅力や雰囲気を想像しながら召し上がっていただきたいと思い、簡単ではありますが岩城島の説明とおすすめスポットを当時の写真や動画も織り交ぜながらご紹介できたらと思っています。
まずは、岩城島について
【岩城島って?】
「青いレモンの島」とも呼ばれ、グリーンレモンなど柑橘類が特産。
瀬戸内海の島々の一つで愛媛県の上島町にあります。
「しまなみ海道」は聞き覚えがある方、ご存知の方も多いのではないでしょうか。そうそう、サイクリストの聖地でもありますよね!
岩城島は、あのスケールの大きいしまなみ海道の島ではないのですが、、
しまなみ海道ファンのサイクリストからは「ミニしまなみ」とも呼ばれ注目が集まっている、ゆめしま海道の島に仲間入り予定。上島町の島々をつなげるゆめしま海道は現在、弓削大橋(ゆげおおはし)、生名橋(いきなばし)の2つが架かっており、弓削島、佐島、生名島を繋げています。
岩城島には橋がまだ架かっておらず、、船のみの行き来。
私が訪れた際も将来的に架かるという話は聞いていましたが、、工事中。
それが、なんと遂に、、来年2022年に岩城島と生名島間に岩城橋が架かり、上島四兄弟(4つの島)が繋がり、ゆめしま海道が完成予定!!
ゆめしま海道は交通量も少なく、信号が1つもない。
海と道の距離が近いので、天気の良い日には日光に反射する海や夕日を眺め、より島を体感でき、癒しを与えてくれます。
岩城島は、愛媛県の島なのですが、、実際は広島県のほうが近く、私も広島空港から因島(いんのしま)を経由して行きました。
参考までに)
愛媛県側から:今治港から快速船で約50分〜1時間(大島、伯方島を経由)
広島県側から:因島の土生港からフェリーで約15分、快速船で約5分(長江港)または約15分(岩城港)
次におすすめスポットのご紹介!
【桜の名所で有名な積善山とは?】
岩城島の中央部にある積善山は「岩城富士」とも呼ばれ、空気が澄んでいると、山頂からは瀬戸大橋を望めるほどの見事な絶景が楽しめます。
私も実際に岩城港から山頂の展望台まで歩いたことがあるのですが、片道だいたい1時間半くらいかかりましたね笑
ここからは、3年前、一人で積善山に登った当時を振り返りながらお話します!
港につき、そこから民家を抜けて段々と山道に入っていきます、、
私が2月末に訪れたときは、積善山の登り途中には、菜の花と梅の花が咲いていて春の訪れを感じました。
2月は閑散期だったこともあり、、積善山への行き帰りは誰ともすれ違わず、、
積善山、「善を積む。」、、この言葉、当時身に染みた記憶があります。
大学3年で将来を考え始めた頃だったこともあり、これまでの自分を振り返り、自分と向き合う貴重な時間でした。
登るにつれて、周辺の島々を見下ろすことができ、拓けていく楽しさと山頂への期待が高まります。
1人だと自分のペースで楽しめるのは良いですが、身体がきつくなってきても共感相手がいないことが寂しかったですね。。。
息を切らしながら、ただひたすら進んだことを覚えています。笑
山頂目前 の最後の坂と階段がとてもきつかったです。。
が、絶景を求め息を切らして突き進みました。
頑張って登った展望台の上からの景色は圧巻!!綺麗さに圧倒されてうっとり。。
360°パノラマってこんなにも美しいのか!!と思うほど。島ならでは!!四方八方が海に囲まれ素晴らしい眺めです。
周りの島がぽつぽつと見えます。
山頂は風が強いですが、海風に当たると心がスッキリして、ずっとそこにいたいと思うくらい心地良いです。
お気に入りの場所となりました。
THE観光地に行くのも良いですが、海の広さを感じて自然に癒されるのも良いですよね~
積善山は桜の名所としても有名で、約3千本の桜が山をピンク色に染め春を彩ります。
私が行った際は梅の花はありましたが、、桜🌸の開花まではちょっと時期が早かったです。
今度は桜の咲く季節に訪れたいな。
帰りはひたすら下ります。一気に暗くなるので、お早めに下山することをおすすめします。
以上、岩城島のご紹介でした。
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これから冬にかけて、岩城島から続々と柑橘をお届けします。
これを機に、島国日本の魅力的な島々について少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。聞いたことがない島でも、それぞれ個性があって、島のなりたちも様々、色んな背景を抱えて今に至ります。もちろん、その文化がもたらした美味しいもの、価値もまだまだ眠っていて私たちが知らないことも多いのです。
島に限らず、日本には魅力的な場所がたくさんあります。実際に行かなければ知らなかったこと、気づけなかったこと、驚きや感動を味わえるきっかけを少しでもみなさんにお届けできたらと切に願います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。(^^)/